ADHD息子と超高齢母の成長記録

5年の不妊治療で生まれた一人息子はADHD 自律&自立を目指した教育と療育に奮闘中!

ママカフェと裏ママカフェ

https://r.voicy.jp/389RX6N1KXj

 

これでも一応教育熱心な私は、voicyの石田勝紀さんのチャンネル"ママカフェラジオ"を毎朝聞くのを日課にしています。プレミアムリスナーとして毎月1000円課金もしています。ママカフェラジオは、通常はリスナーからの質問に答える形の話しが中心ですが、子育て教育のミニレクチャーや、他の教育系Voicyパーソナリティとの対談もあり、朝の支度中のながら聞きに最適です。

石田先生のお話の良いところは、親の一方的な押し付けの教育ではなく、あくまでも子供のための教育について語ってくれるところです。毎日聞くことで石田節にいい意味で洗脳され、今のところ子供の勉強に対してガミガミ言ったりイライラしたりすることはほぼありません。

 

一方で、同じくVoicyのパーソナリティの中村敦彦さんの番組も良く聞いています。中村敦彦さんは東京貧困女子の作者で、ご本人が言うところの底辺の仕事(風俗など)をしている貧困の女性を取材し、記事や本を書いているノンフィクションライターです。その中村敦彦さんが、裏ママカフェというシリーズで、親の一方的な中学受験熱をディスる番組をやっていて、とても興味深く聞いています。中村さんが取材をした中で、教育虐待を受けて実家を飛び出した人が一定数いる、とのことでした。そうした経緯から、昨今の加熱する中学受験ブームに真っ向から対立姿勢です。要は、子供本人が望んでいないにも関わらず、親の見栄や世間体の為にむやみに子供を苦しめるのはやめろ、ということです。親の一時的な感情の為に、大事な我が子を苦しめ、そのことで一生恨まれて、場合によっては絶縁されたりするなんて、元も子もない、と中村さんは言っています。

 

我が家は、息子が「オレは絶対に受験しない!」と宣言しているし、金銭的にも余裕があるわけでもないし、成績が飛び抜けて良いわけでもないし、学校生活も普通に過ごせるタイプだし、ということで、早めに受験しないことに決めました。でももし子供がどっちでもいいという態度でいたら、今頃どこかの大手受験塾に通わせていたかもしれません。息子は未就学のころ、田中ビネー検査でIQ129+αを出したことがあるので、夫は「せっかくだから受験させたい」と言ってましたが、今や何も言わなくなりました。

 

中村敦彦さんの裏ママカフェを聞くと、私の選択は間違いなかったと思えて勇気がもらえます。ちょっと前まで、ママ友達の受験の良い面を語る話を聞くと、一々気持ちが揺らいでいましたが、今やそんな迷いはなくなりました。息子には今しかない小学生らしい遊びの時間を謳歌してもらおうと思います。

それが教育熱心な私の、息子の教育方針です。

 

 

23クリスマス

週末は家族でクリスマスパーティーをしました。今年は11月に旅行したこともあり、予算を抑えて家でのパーティです。うちにはホットクックとヘルシオがあるのでクリスマスディナーには困りません。チキンは塩胡椒してにんにく、唐辛子、ローズマリーとオリーブオイルでマリネして冷凍しておいたものがあるので、ヘルシオのウォーターオーブンで焼けばプロの味の完成。ホットクックに材料を放り込めば、ジャガイモとベーコンとチーズのガレットの出来上がり。トマトとモッツァレラのカプレーゼは切るだけ。1品だけパスタサラダを作りました。

 

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それと、今回シャインマスカットの炭酸水漬けを作ってみました。マスカットの実にほんのりと炭酸のシュワ感を感じましたが、思ったよりは地味でした。

 

こうして、家族3人でパーティをしました。スパークリングワインを飲んでグデグデになってしまった私は、みんなでマリオパーティするはずが全然できず。。そのままやっとのことで歯磨きして寝てしまいました。

朝「ヤバイ」と飛び起きたら、サンタさんのプレゼントは息子の頭の上にちゃんと置いてありました。。

そんなグダグダなクリスマスでしたが、家族でのんびり過ごせてトータルでは幸せなひと時でした。

 

バスケチームに入部した

夫の誘いで、スラムダンクの映画を家族で観たのはもう半年くらい前のことです。それ依頼、スラムダンク黒子のバスケ、アヒルの空などバスケアニメを観てバスケへの興味を深めている息子。夫が「バスケやる?」と聞くと「やる!!」と。ゴムのボールを買い、バスケコートを予約して自己流で練習したりして遊んでいました。

息子が通う小学校の体育館を使って練習している地元のバスケチームがあり、HPを見るとなかなか本格的です。運動苦手で根性なし、さらに飽きっぽい息子にはハードルが高そうですが、夫が「やる?」と聞くと「やる!」と。しかも同じクラスのいつも遊んでる仲のいい友達が「一緒にやる」と言い出し、入部への手続きがどんどん進んで行きました。ウェアや靴やボールも買い、とうとう12月から練習開始となりました。

まだ2回しか練習に参加してませんが、練習の感想を聞くと、今のところは「楽しかった」とのことです。

いつまで続くやら、と思いつつ様子を見ています。空いた時間は友達と遊ぶ以外は全てゲームとYouTubeなので、その時間が運動に振り向けられるのは親としては大歓迎です。

息子はテニスもだらだらやって、一向に上達せず、結局見かねて辞めさせたので、バスケに対しても期待値はゼロに近いです。ゼロスタートなら伸び代しかないので、親の心がザワつくこともないでしょう。とにかく本人が楽しんでやることができて、ついでに体力や筋肉がついてくれたらラッキー✨と思ってます。

息子、悩んで泣く。

先日息子は、教室でいつも遊ぶ同じクラスの友達に遊びに誘われ、帰宅中にこれまたいつも遊ぶ近所の友達からも遊びに誘われて、どっちも断れずに帰って来ました。

「どうしよう、どうしよう」とグズグズ言ってます。「断ると怒るから断れなかった」と。

私が「私は最初に約束した方と遊んで、後から誘われたらそっちは断るか、3人で一緒に遊ぶか、どっちかがいいと思うよ」と言うと、「3人は無理!だって××は家に来て、といってるし、**は公園で遊ぼうと言ってる」とパニクってます。

結論を出さずに「もうやだもうやだ」と半べそになっているのを見ていたら、不覚にもイライラしてきて、ついつい「そんなこと言われても知らないよ。自分で断な」と少し声を荒げてしまいました。その途端「うえーーーん」と涙を流して泣き始めました。

私から見ると、ぜいたくな悩みにしかみえませんが、他人を嫌な気分にさせることを極端に嫌う息子にとっては、深刻な問題みたいです。

そうこうしているうちに、友達の1人が誘いに来たので、結局私が「ごめん、ちょっといけないって」と対応してしまいました。

引き続き泣きながら、「どっちとも遊ばない」と言っているので、その後は放っておきました。

 

後で聞いたら、なんてことはない、××くんは**くんを誘いに行って2人で外遊びしていたようです。

 

これに懲りて、断ることが少しずつできるようになるといいな、と思う今日この頃です。

 

息子、学校を休むの巻

毎朝毎朝耳にタコができるほど、息子は「学校行きたくない」と言い続けます。でも、朝ごはんを食べ始めるとだんだん覚悟ができて、毎日普通に出かけて行きます。学校での長い授業が苦痛のようです。家が快適すぎて家以外は嫌だ、と言い出してます。

なので、私も全く深刻に受け取ってませんが、あんまりうるさいので、「嫌なら休みな」と言っています。でも、理由もなく休むことに本人が罪悪感を持っているようで、「風邪ひきたい」などと言っています。私達両親は仕事で夜まで留守にするので、1人で留守番をするのが怖いという気持ちも強いです。

しかし今日は、登校寸前に「休む」と言い出しました。「みんなが勉強してるのに休んでるのは気持ちが悪いから、5時間目が終わる時間まで家で勉強する。チャレンジタッチ12月分を全部終わらせる」と言います。お昼もお腹が空いたらコンビニに買いに行くそうです。

 

というわけで、ついでに、そろばんの宿題や塾の宿題も机の上にセットしておきました。

 

さて、どうなることやら。。

 

最近は陽が落ちてから暗い家に帰ってくるのが恐ろしいらしく、夕方私が帰宅するまで友達の家で粘ってみたり、最初から外遊びに行かずに家でYouTube三昧をしたりしています。

昨日は打ち合わせが終わらず18:30ごろ最寄駅に着いたら、改札の横から息子がひょこっと現れました。なんと、友達との外遊びのあと自宅に帰らず、1時間以上駅で私の帰りを待っていたのでした。「ママーーやっと帰って来た!!!」と抱きついて来ました。冷え切って手が冷たくなっていました。

こんな息子が不憫でしたが、こんなことでは落ち着いて仕事もできないし、会社では「あなたいつまで5時上がりなの?」的な空気を感じることもなきにしもあらずなので、そろそろ5:00ぴったりに上がるのではなくある程度きりの良いところまで仕事をしてから帰りたいのです。ノジくんが留守番できないのは非常に困った問題です。

 

さて、この日はどうなったかと言うと、

11:00ごろコンビニでいなり寿司とチョコのパン、お菓子を買って、写真を送って来ました。午前中チャレンジタッチを頑張りすぎてお腹が空いたんだそうです。この日私は会社のスマホを家に置き忘れて出社したので、「××さんから電話があったよ」とその都度メッセージで教えてくれました。

後は夕方まで何も連絡がなく、帰宅途中に「まだ?いまどこ?」とメッセージが来たくらいでした。

 

帰宅後、「どうだった?」と聞くと、「退屈だった」と。「家で退屈するのと、学校行くの、どっちが良い?」と聞くと、「そりゃ家でしょ」だそうです。これで味をしめないといいんですが…

 

そんなわけで、初めての学校ズル休みの日は案外平和に終わりました。

 

 

 

 

京都旅行

先日、平日ど真ん中に有休を3日取って、家族で京都へ旅行しました。夏に実父が亡くなった為、家族旅行が秋に流れました。

今回は、1日目と3日目は京都の街をぶらぶらし、主に私が見たいアートホテルやギャラリーを訪れ、2日目は一日中USJで遊ぼう、という計画を立てました。

 

息子にとって初めての新幹線でみんなで崎陽軒のシュウマイ弁当を食べ、テンション高く京都に向かいました。

まずはホテルへ直行し荷物を預けました。計画時に地図を見ている時は近くに感じましたが、京都から一駅行ったところのホテルは想像より利便性が悪かったです。私は京都駅周辺のアートホテルに泊まりたかったのですが、大抵は2人部屋しかありません。一つ家族連れ対応のアートホテルがありましたが、やはりかなり高い…💦。最終的に、京都から一駅行った、梅小路ポテルという、カジュアルなファミリー向けの、それでいてデザインにある程度こだわったホテルに決めた、という経緯です。

 

ノジくんはホテルが大好きです。案の定、梅小路ポテルに一目惚れした模様。ずっとホテルにいたい!と言い出しました。そんな息子を連れ出し、京都でお昼を食べることに。地図を見ながら辿り着いた鴨汁ラーメンやへ。その時点で、「ねえ、どこ行くの?まだ歩くの?次どこ行くの?」としつこい息子。街をぶらぶら歩きながら目的地に向かう、しかも目的地はアートホテルやショップやギャラリー、という趣きはまだ9歳男子には難しいようです。

 

案の定「ホテルに帰りたい」と仏頂面になってしまいました。「明日は一日中USJだから、今日はママとパパに付き合って」とお願いし、途中でお茶をしたりしながらなんとか2拠点くらい(予定の1/3くらい)まわることができました。

ディナーは早い時間に予約していたので、お茶の時のケーキがお腹に残っていて、味が半減した感じでした😭。美味しかったのですが…ちょっと残念でした。

 

ホテルに戻ったら、息子は水を得た魚のようにはしゃいでいて、そんな姿を見る方が親にとっても幸せな時間でした。

お風呂の後、ホテルの中を散策し、卓球台で卓球したり、屋上のテラスへ行ったり、ホテルライフを楽しみました。

 

次の日は一日中USJで遊びました。息子でもいない限り一生行くことはなかったであろうUSJ。まるで興味はなかったのですが、息子が楽しそうにしているので、私達も楽しく過ごしました。この日の夜もホテルライフを楽しみました。卓球したり、ゲームをしたり。

このホテルには、飲み放題のビールなどアルコールやジュース類、おつまみなどがあり、ボードゲームを楽しむ部屋や、レコードを聴く部屋、本があるスペース、小さい子供が安心して遊べるスペースが広く取ってあり、ホテルの中で楽しく過ごすことができます。部屋も狭苦しくなく、ゆったり過ごせ、家族連れには居心地の良いホテルでした。

 

最終日は、チェックアウトギリギリまで卓球をしていました。息子が卓球にハマりました。その後は京都まで出て、隈研吾デザインのエースホテルと春風館に行き、お昼を食べ、ショップをブラブラと見てまわりました。できれば、あと5〜6か所行きたかったのですが、もうここだけで諦めて、お土産を買い、新幹線に乗り込みました。

やっぱり京都巡りは大人だけで行くべきだ、ということがよくわかったので、これからの旅行計画に活かしたいと思います。海外に連れて行きたいけど、海や山など自然の中かレジャーランドみたいなところじゃないと子供は間がもたないです。

まぁ、観光については消化不良気味ではありましたが、家族で旅行して、みんなでいろいろ協力しあって仲良く過ごすのはとても幸せなことでした。

息子は一度通った道をちゃんと覚えていて、私よりよっぽど地図が読めることがわかり、ビックリしました。地図を見ながら、「ママそっちじゃないよ、こっちだよ」と先を歩く姿の頼もしいこと。そんな発見もありました。

 

子供向けの場所にばかり行くのではなく、親の好きなところにどんどん子供を連れ出そう、という話がありますが、うちにはハードルが高かったです。子供の喜ぶところへ行き、思い切り楽しむ息子を見ている方が私達夫婦には幸せなのでした。

 

 

 

どんどん夫に似てくる息子

息子は親の欲目を抜いても友達に好かれる子です。お友達のみならず、お友達の親御さんにも愛されるのです。わたしが仕事で遅くなった時、遅くまで預かってくれたり、時には夕飯を食べさせてくれたり、お風呂に入れてくれたりするときもあります。私には特に人徳はないのですが、息子と遊びたいから、と、長期休暇や振替休日で私が仕事の日に、朝から遊びに連れて行ってくれたりします。おかげさまで、気にせず出社することができて、大変助かってます。

お金持ちだったり容姿に恵まれていたり何かの才能に秀でていたりすることに対して、人に好かれるということは、あまり特別感がなく価値も高くないような感じがしますが、実はちょっと次元が違うくらい貴重な財産かも、と思ってしまいます。みんなが息子を喜んで助けてくれます。お誘いが重なって断るのに頭を悩ませる息子です。

私自身が人付き合いがぎこちないので、息子のこの状態は羨ましい限りです。息子の姿をみて私も学ぼう、と観察していると、友達と一緒の時の息子は、テンション高く、明るく、リラックスして楽しんでます。適度に自己主張して適度に譲っています。自分以外の友達がケンカをはじめたら、「まあまあ」と間を取り持つようなことも言ってます。そういえば、家で誰かの悪口を言うことはありません。

そして、夫もそういう人間です。正直、仕事は得意ではなさそうだし、何か秀でるものがあるわけではないんですが、とにかく男にも女にもモテるのです。友達も多いです。自分から誘うことはなく誘われて遊びに行く人です。そういえば、夫が誰かの悪口を言っているのを聞いたことがないです。夫はどちらかというと基本控えめな態度でいますが、若い頃から舞台で漫才したり時々急に目立ちたがり屋の側面が表出します。時々爆笑するほどおかしなこと言ったりやったりします。

息子も変顔して踊ってみたり、急に変なことを言ったり、けっこう面白いです。夫と息子と2人で踊り出したりして、そんな時私はゲラゲラ笑って眺めています。

 

息子の人間性は夫から授かり、遊び担当の夫に育まれています。私は、栄養と清潔な生活環境と教育の方を担当してます。まあまあ頭が良いのは私の教育が功を奏している、と自負しています。

 

そんなわけで、今日はつらつらと家族自慢を書いてみました。