ブックレビュー 天才を育てた親はどんな言葉をかけていたのか
この本を読みました。
世界の名だたる天才達が、親からどんな言葉をかけられ、どんなやり方で応援されていたかを書いた本です。
親は子供のやりたいことを応援し、決して邪魔をしてはならない、というのが骨子です。
親の貢献は様々ですが、
きっかけを与えたり、
進路を迷った時に、お金や名誉ではなく純粋に本人の好きな方へ進むことを応援したり、
小さい時にどんなに劣等生でも「あなたは賢いのよ」と心から言い続けたり
ハンデを自信に繋げるような言葉に変換したり、
ありとあらゆる方法でさりげなく子供の後押しをしています。
自分に置き換えて考えてみました。
もし大学に入学した後「大学をやめる」と言われたら。
または、大学ならまだしも、高校入学後「やめて好きなことに専念する」と言われたら。
偉人の親のように「自分の好きな方に行きな」と言える気がしません。
それが言えるということは、子供を完全に信頼しているということだと思います。
親は子供を完全に信頼し、子供は親から絶大な信頼を得ていると実感している。
これぞ理想の親子の間柄。
親の懐の深さが肝になると思います。
2022年11月