ADHD息子と超高齢母の成長記録

5年の不妊治療で生まれた一人息子はADHD 自律&自立を目指した教育と療育に奮闘中!

通級指導教室のこと、療育のこと。

息子は小1から通級に通っています。

午前中9:00〜11:00ごろまでで、だいたい月に2〜3回。

先生方は小学校に上がる前に通っていた療育センターの先生方と同じく、療育にとても詳しく、あらゆるタイプの子供達一人一人に寄り添って、丁寧に接してくれます。

療育の先生方は、元々は普通級の先生で当時は療育の知識はなかったけれど、療育の先生になってからいろいろと学んでこられたそうです。

病院に行くと看護師さんの忍耐強さと優しさに「天使だ!」と驚くことが多いですが、

通級や療育の先生もそれに似ています。

 

普通級の先生は特に療育について学ばないそうなんですが、学校の先生は基本知識として学ぶべきだと思います。

いろんなタイプの子がいて十人十色とはいえ、ある程度タイプ別に事前の対応ができたり、事後も怒って事態を悪化させることが減ったりと、メリットしかないと思います。

定型の子だっていろんなタイプがいるので、広く応用が効くはず。

 

私も今となっては療育に関われたこと、本当に良かったと思ってます。子供を変えようとせず、周りの大人が適切に対応して子供の成長を待つ、そんな大事なことを療育を通して知りました。

まだまだ修行中の身ではありますが。。

 

そんな通級指導教室で、8月の面談の際に「ノジ君は自己肯定感が高く、失敗しても平常心を保っていられるので、来年度は退級してもいいかもしれません。」と言われました。

この日のことはこの先も忘れられないと思います。嬉しかった。

 

年度末まで様子を見て、問題なければ通級卒業です。

 

2022年10月