ADHD息子と超高齢母の成長記録

5年の不妊治療で生まれた一人息子はADHD 自律&自立を目指した教育と療育に奮闘中!

オレ考えるのが嫌だ

最近学校に行くのを嫌がります。毎朝「学校に行きたくない」とグダグダ言い続けます。学校の何が嫌なのかを聞くと「勉強」と。なので、同じように塾とそろばんの前も同じ状態になります。

 

息子:「なんで学校に行かなきゃいけないの」

私:「義務教育だから、中学生までは勉強するのが子供の義務なんだよ。学校が嫌なら家で勉強すればいいよ。私は仕事をしているし勉強を教えられないから、家庭教師の先生を呼んでもいいよ」

息子:「家庭教師なんかヤダ!だったら学校の方がまだマシだ」

息子:「勉強はどうしてやらなきゃいけないの」私:「勉強すると頭が鍛えられて、将来的に悪い人に騙されたり、損したりすることが減るよ。それにちゃんと勉強していろんなことを理解できるようになれば、大人になってからできることが増えるよ。勉強しないで頭を鍛えないでいると、頭を使わなくていい仕事にしかつけなくなり、そういう仕事は給料が低いから貧乏になり、結果やりたいことをやる自由が減ることになるのよ。大人になってやりたいことをなるべく自由にやれるようになる為に日々勉強することが必要なんだよ」

仕方なさそうに退屈そうに聞いている息子。私の話し方が悪いのか、全く響いていない様子です。挙げ句の果てには、

息子:「オレは考えるのが嫌なんだ。何も考えないで楽しく過ごしたい。それだけ。ママにはわからないよ」

と言われてしまいました。

前にも私が"食品の裏側"という本を読んで、食品添加物の話をしていたら、

息子:「ママ、食べ物は美味しく楽しく食べればそれでいいんだよ」

と言われてしまい、夫にも「そのとおり!」と同意されてしまいました。

 

いつも、こんな話になる前は「行きたくないんだね。」と一通り同意しています。その上で、息子の素朴な質問に対して、私なりに誠実に話してるつもりなのですが、最後にはうるさく感じてしまうみたい。

 

話している時は説教くさくならないようにしているつもりでも、こうして文字にすると、かなりくどくどと説教じみてる感じがします。

そして、究極の答え「オレは考えるのが嫌だ」ときました。これにはちょっと笑ってしまいました。

 

ある朝の日常の一コマでした。