ADHD息子と超高齢母の成長記録

5年の不妊治療で生まれた一人息子はADHD 自律&自立を目指した教育と療育に奮闘中!

息子の友達との関わり2

どうも私は息子の表面的な部分を良いように解釈して捉えていたようです。

9歳男子など、保育園児とさほど変わらない単純さで生きている、とナメてかかっていました。

しかしよくよく聞くと、なかなか人間関係が複雑になっているようです。息子は友達の間で板挟みになり、面倒に巻き込まれたりしているらしいのです。

 

3年生の時に仲の良かった4人のうち、2人(KとH)が1人の子(T)を最近からかったり意地悪したりするようになったというのです。

息子はT君と仲が良く、余計な介入だとは思いつつ、親同士が2人で遊ぶ機会を作ったりしていました。

 

ある時、K君とT君のお母さんからLINEで同時に誘われ、「どうする?」と息子に聞いたところ、「2人とも来るとKはオレを責めると思う。なんかいろいろ嫌だからオレは行かない」というのです。「KはTが嫌いなんだよ」と。

「ノジは?T君好きでしょ?」と私が聞くと、返事をしないのです。うまく言葉にならないようです。

 

そうこうしているうちに、T君のお母さんから「Tは行かないと言ってる」と連絡がきて、事は収まりました。

 

最近は私にする会話も選んでる節があるし、なんでも無邪気に話す年頃はもう通過してしまったようです。

成長して、複雑になってきた友達関係を彼なりに工夫して育んでいるんだな、と思いました。

 

寝てる顔はまだまだ保育園児の頃と変わらない気がするのに、随分と大人びてきたものです。